2022年3月14日
カルチャー vol.12
「リラクゼーション」と「小顔矯正」との違いとは?<小顔矯正編>
- 小顔矯正とは?
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小顔矯正とは、一般的には顔や頭部を小顔になるように矯正したり、リンパの流れがよくなるように施したりして、顔が小さくみえるようにする美容の手技のことです。
小顔矯正の手技はさまざまありますが、主に顔のむくみにアプローチしており、不要な水分や老廃物が排出されやすいように、リンパに働きかけたり、血流を促したりします。
ひとつ気をつけたい点は、小顔矯正は頭がい骨や顔の骨そのものを動かすわけではないということです。
にもかかわらず、頭がい骨のゆがみやずれを矯正すれば、小顔になるとうたった小顔矯正は、根強い人気があるようです。
しかし、それらの施術効果には、科学的根拠はないとして景品表示法(広告表示を規制する法律)に抵触した例もありますので注意が必要です。
- 小顔矯正のセルフケアのために気をつけるべきこと
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小顔矯正のセルフケア効果を長続きさせて、より小顔への近道になるように、小顔矯正で気をつけるべきことを以下に取り上げます。
顔のむくみは食生活や、お酒の飲み過ぎなどの影響を受けているものもあります。
特に塩分のとりすぎやアルコールを過剰摂取した日は、余分な水分によりむくんでしまうことがあります。
ついついやってしまいがちな、生活習慣を見直しつつ、日々の意識を変えみましょう。
以下に紹介することも小顔矯正のセルフケアに向けて、効果を上げるポイントとなります。
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顔以外にも気を配る
顔を大きく見せるむくみの原因は、顔や上半身だけではなく、全身が影響を与えている可能性もあります。
リンパ管は血管のように、全身に張りめぐらされていますが、筋肉からの刺激がないとリンパの働きは下がると言われています。筋肉が少ない女性にむくみが多いのはそのためです。
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姿勢に気をつける
姿勢が悪くなると骨のゆがみや筋肉の緊張状態から凝り、滞りが発生してむくみにもつながる可能性があります。
正しい姿勢と小顔は一見関係ないようにも思えますが、実はとっても重要なポイントです。
良い姿勢を意識して過ごしましょう。
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運動不足にならないようにする
仕事柄、長時間のデスクワークなどで体を動かさないでいると、運動不足から血流やリンパの流れが滞りむくみが発生しやすくなります。
運動習慣のない方は、通勤時は階段を利用するなど心がけてみましょう。
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表情筋をよく使う
日々の積み重ねで表情筋が鍛えられると顔が引き締まり、小顔につながります。
日常生活のなかで、よく笑ったりよく話したりたくさん表情筋を使えるように意識した生活をしましょう。
一人のときもマスクの下では笑顔でいると、口角があがり口元をスッキリさせるトレーニングにもなります。
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くせの見直し
食事をするときには、両方のあごでバランス良く噛むようにしてください。
どちらか一方で噛むくせが強い場合、左右の顔の筋肉量に差がでてしまいます。
右側ばかりで噛むくせのある方は、意識して左側も使うようにしてみてください。
- 小顔矯正のためのセルフケア
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小顔矯正のために紹介するセルフケアは、耳の下、あごの下、鎖骨周辺にアプローチしていきます。
簡単にセルフケアできますので、コツをつかんで小顔を手に入れましょう。
お顔にアプローチをしていく際には、必要以上に肌をこすらないように気をつけてください。
1.胸鎖乳突筋のほぐし編
まず、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)とは、耳の後ろの部分から鎖骨の内側にかけてつながっている太い筋肉のことです。
頭を支え、首を曲げたりひねったりする動作をする役割があります。 試しに首を曲げたりひねたりしてみると、見た目にもその存在がわかるはずです。
リンパ節も集中しているため、胸鎖乳突筋が凝るとリンパ液の流れが悪くなり老廃物がたまり、顔がむくむ原因になります。セルフケアに胸鎖乳突筋ほぐしを取り入れてみてください。
①顔を軽く横に向けて胸鎖乳突筋をつまみやすくします。
②胸鎖乳突筋をつまみます。
③耳下から鎖骨に向かってつまみながら移動します。
④反対側も同じように行います。3回程度繰り返します。
2.耳の下・あごの下まわり編
①親指を除くすべての両手指をグーにします。
②あご下に親指を、あご上に人差し指を添えます。
③あごの骨を軽くつまみます。
④フェイスラインに沿って、つまみながら移動します。
⑤耳の下から、あごの先まで往復させます。5回程度繰り返します。
3.首まわり編
①右手の指先を左側のあごの下に当てます。
②耳の後ろから鎖骨にかけてさすります。
③左右5回ずつ往復します。
- まとめ
本記事は生活習慣の改善やセルフケアでむくみを解消し、顔が引き締まった印象を与えることにより、小顔矯正したい人に向けてお伝えしました。
ご自身の顔が以前より大きく見えてきたら、まずはむくみを疑ってみてください。むくみが原因で大きく見えてしまっているケースもあります。
ご自身でケアをしたいと思っても、疲れやストレスを感じているとそこまでのやる気が起こらないという方も多いかもしれません。まずはリラクゼーションでリラックスして体調を整えてみませんか?
りらくるは皆様のお疲れを緩和する、癒しやリラクゼーションを提供しています。
身心ともに癒されて、豊かな生活が送れるお手伝いをさせていただきたいと考えています。