2022年4月6日
カルチャー vol.23
「リラクゼーション」と、よく聞く「顔の歪み」とは?<顔の歪み編>
- 顔が歪んでいる?顔の歪みとは?
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美男美女顔のトレンドは時代によって変化しています。そして、もともと人の顔は完全に左右対称ではありませんし、個性があって、皆それぞれ美しいわけです。
ただし笑ったときの口角の上がり具合や、笑いジワの入り方などは左右対称性が理想です。
あきらかに後天的に顔が歪んできているとしたら、一日も早く歪みの進行を止めたいと思うはずです。
まずは自然に笑った笑顔の写真を撮って、自分の顔のパーツが左右対称かどうかチェックしてみてください。
・眉毛の高さ
・目尻の高さ
・目の大きさ(二重の幅)
・目尻のしわの深さと量
・口角の高さ
・ほうれい線の深さ
・エラのふくらみ
これらは特に生活習慣から、左右が非対称になりやすい部位です。

- 顔の歪みの原因
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顔の歪みの原因は大きく分けると、骨格によるものと筋肉によるものがありますが、怪我や骨折、歯の欠損などの突発的な事柄以外は、ほぼ生活習慣によるものです。
どちらにせよ私たち人の体は骨や筋肉によって支えられ、すべてが連動しています。
なんらかの原因で体のどこかに傾きが発生すると、そのバランスを自然にとった結果、少しずつ歪みとなって現れます。
顔の歪みは、筋肉の張りや脂肪の付き方、シワの濃さ、むくみが原因であれば、生活習慣を見直すことで解消できます。
以下に、顔の代表的な後天的歪みと、その要因となり得る生活習慣を取り上げてみました。
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眉毛の高さがどちらか一方が高い顔の歪み
普段から片方の眉を上げてしまう表情癖のある方ですと、いつも眉を上げる癖により、筋肉が緊張して、段々と固定されて元の位置に戻りづらくなったことが考えられます。
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目の大きさが左右で変わってきている顔の歪み
手や足と同じように、よく使う側を利き目といいます。
長時間パソコンやスマートフォンなどで、ほぼ同じ位置を見続けていると、利き目側の筋肉を発達させ、左右の目の大きさに影響を与える可能性があります。
二重の幅が変わったという場合は、目をこすりすぎたことや眼瞼下垂の初期など(まぶたの開きが悪くなる病気)加齢による影響が大きいかもしれません。 -
ほうれい線の濃さが左右違うことによる顔の歪み
実はあごにも、効きあごがあります。
食事をするときに、どちらか一方ばかりで噛んでいるような場合、片側噛みをする側の筋肉だけが緊張して張り、逆に反対側の筋肉は緩み、ほうれい線の濃さに違いがでます。 -
口角の高さが左右違うことによる顔の歪み
口角は唇の両端の部分のことです。
特に笑ったときに口角の角度が左右非対称になってしまうような場合は、上がってしまう側の筋肉が緊張している可能性があります。 -
エラ(咬筋)の大きさの変化による顔の歪み
エラの張り方が左右違う、あるいは年々張り出してきて顔の形が変わってきたことによる歪みは、食いしばりが強く、エラが発達してしまったことが原因になっている可能性もあります。
日中の無意識な食いしばりや、寝ている間の食いしばりや歯ぎしりが癖になっていると咬筋が鍛えられて、頬やあごが不自然に歪んでしまいます。 -
頬の高さが違う顔の歪み
頬杖をつく癖や、睡眠時にいつも同じ横向きで寝るなど、片側の頬だけに負担をかける癖も、頬の肉付きの違いや歪みにつながります。

- 顔の歪みを直して小顔美人に
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顔の歪みを自力で直すには、歪みの原因となっている生活習慣の見直しからはじめるなど、長期的な視点で考えていく必要があります。
見直すことなく顔の歪みにつながる生活習慣を続けていれば、さらに歪むという結果を招きかねません。
生活習慣の改善のための取り組みはいずれも地味ですが、いつしか小顔美人になれるかもしれません。ぜひトライしてみてください。

左右非対称の動作を改めてみる
肩掛け鞄を止める、あるいは左右同じような負荷になるように適宜入れ替える。
脚を組む癖がある方は、いつか止められるように心がけると良いでしょう。
脚を組むことは骨盤のバランスにも、悪影響を与えると言われています。
寝るときは仰向け寝がベストです。一度寝てしまうとバランスよく寝返りを打つのはむずかしいかもしれませんが、せめて入眠時だけでも気をつけましょう。
表情筋のトレーニングをしてみる
眉毛の高さやほうれい線の濃さが違う、笑ったときに口角の高さが違うなどの場合には筋肉の使い方の癖を見直してみましょう。
鏡を見ながら笑ったりして普段の表情のチェックを行います。
トレーニングの際は、左右のバランスが均等になるよう気を付けながら、動かすのがポイントです。
食事のときは両方のあごをバランス良く使えるようにしましょう。まずはご自身が普段の食事の際に左右どちらを使っているのか確認してみてください。
- まとめ
普段の何気ない生活習慣によって生じた顔の歪みは、その生活習慣を見直すことで修正が可能です。
いま歪みのない方は予防のために、歪みのある方は以前の歪みのない顔を目指して、しっかりと対策しましょう。いまの習慣が5年後10年後の顔を作り上げます。
りらくるは皆様のお疲れを緩和する、癒しやリラクゼーションを提供しています。
身心ともに癒されて、豊かな生活が送れるお手伝いをさせていただきたいと考えています。